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あなたに届けえるぬくもりアート
愛する美術

舟越桂《雪の上の影》
▲舟越桂《雪の上の影》部分
2002年楠に彩色・大理石 札幌芸術の森美術館蔵
母と娘―二人の女性が顔を寄せ合い、遠くを見つめています。二人のわかちがたい絆が、一つの体となって表されています。

あなたは、どんなときに愛を感じますか―大切な人を想うとき、優しくしてもらったとき、おいしい食卓を囲むとき、ふと美しい光景に出会って癒されるとき… 人やものへの思いやりと、いつでもどんなときも幸せを感じるココロ、それが「愛」だとしたら、きっと毎日がもっと素敵にみえるはず。
この冬、札幌芸術の森美術館では展覧会「愛する美術」が開かれます。さまざまな「愛」を感じさせてくれるアートを集め、テーマ別に前後期にわけて作品を紹 介します。「Part1ヒューマン・ラブ」では、人生にまつわる情愛を描いた作品が、「Part2ハッピー・ライフ」では、暮らしの風景や身近な草花な ど、日常を愛おしむ作品が登場します。
札幌芸術の森美術館のコレクションをはじめ、道内美術館のコレクションや、札幌や旭川を拠点に現在活躍する作家たちの作品もあわせ、油彩、彫刻、版画、日 本画、映像作品などバリエーション豊か。さまざまな愛のイメージをお楽しみください。

わたしたちは、ひとりじゃない―誰かに恋いこがれ、家族と会話し、職場や学校で笑顔を交わす…毎日だれかと関わりあいながら生きています。
「Part1ヒューマン・ラブ」では、男女の恋愛、家族愛など、他のだれかを感じて生きることを表現した作品を紹介します。出品作品:油彩、版画、彫刻、 映像など44点。

愛の物語

国松登《氷上のひと》1992年
▲国松登《氷上のひと》1992年
油彩・キャンバス札幌芸術の森美術館蔵
流氷ただよう海の前に立つ二人。作者は、月明かりに照らされた灯台が抱き合う男女に見えたことから、この幻想的な世界をつくり出しました。

ギリシャ神話や日本の説話に残る恋愛物語。
時を超え、後世の作家たちが描きました。
主な出品作家:シャガール、矢柳剛、菊川多賀

わたしたちは、ひとりじゃない―誰かに恋いこがれ、家族と会話し、職場や学校で笑顔を交わす…毎日だれかと関わりあいながら生きています。
「Part1ヒューマン・ラブ」では、男女の恋愛、家族愛など、他のだれかを感じて生きることを表現した作品を紹介します。出品作品:油彩、版画、彫刻、 映像など44点。

恋人達

国松登《氷上のひと》1992年
▲国松登《氷上のひと》1992年
油彩・キャンバス札幌芸術の森美術館蔵
流氷ただよう海の前に立つ二人。作者は、月明かりに照らされた灯台が抱き合う男女に見えたことから、この幻想的な世界をつくり出しました。

みつめあい、心を寄せあう。
愛に生きる男女のよろこびと情熱。
主な出品作家:阿部典英、国松登、伏木田光夫

家 族

佐竹真紀《インターバル》2005年ビデオ11分作家蔵
▲佐竹真紀《インターバル》2005年ビデオ11分作家蔵
幼い時、父親が撮ってくれた成長記録をもとに撮影場所を探しあて、再度撮り直してできた映像作品。お父さんは、こんな風に私をみていたんだ。私は、ここに いたんだ――父親のまなざしと作者の目線とが、一つの画面で重なりあいます。

お父さん、お母さん、いもうと、おとうと、お兄ちゃん、お姉ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん。毎日「おはよう」と「おやすみ」を言って、ご飯を食べ て、遊んで、しかられて…
一つの屋根の下で、暮らす。遠く離れていても、つながっている。何を考えているのか、よくわからない日もある。作者が思い思いにとらえた家族のすがた。
主な出品作家:新明史子、佐竹真紀、一木万寿三、森山
季紫鳥、片岡球子

亡き人への思い

米坂ヒデノリ《さようなら》1979年
▲米坂ヒデノリ《さようなら》1979年
木札幌芸術の森美術館蔵
葬送の舟が、岸を離れるとき。人々はどんな想いで見送るのでしょうか。

大切な人が遠くへ逝ってしまっても、その人への想いは消えません。残された家族の手によって、涙を超えて生まれてきた作品を紹介します。
主な出品作家:岸本裕躬、山内壮夫、米坂ヒデノリ、新明史子

日々の暮らし

八木伸子《バラ色のテーブル》1986年油彩・キャンバス
▲八木伸子《バラ色のテーブル》1986年油彩・キャンバス
札幌芸術の森美術館蔵
毎日を過ごす、いちばん心落ち着く場所。テーブルの上、使い慣れた道具に混ざって飾られた花が、いつもの部屋を明るく染めています。

天気がよくて気持ちいい、今日の卵焼きはすごくおいしくできた、春一番の花を見つけた…繰り返される毎日の暮らしの中のほんの小さなできごとや発見が、私 たちの心にあたたかい灯をともしてくれることがあります。
「Part2ハッピー・ライフ」では、アーティストたちが愛おしむように日常を見つめ、表現した作品を紹介します。
あわただしい時間を忘れて、ほっとひと息つけるような、ささやかな幸せをちりばめた展覧会です。
出品作品:油彩、版画、彫刻、ガラス工芸、映像など50点。

野の草花、小さないのち

北海道グルーブキャンプ2010
▲小川マリ《梅》1987年
油彩・キャンバス札幌芸術の森美術館蔵
庭になった梅の実。その丸くて愛らしい姿に目がとまり、キャンバスにそっと閉じ込めました。

たまには急ぐのをやめて、深呼吸。庭先に咲いた花や身近な生きものたちに目をとめると、心にゆったりとした時間が流れます。移りゆく季節や小さないのちの 息吹にそっと
寄り添った作品を紹介します。
主な出品作家:小川マリ、木内克、高坂和子、末武英一、砂澤ビッキ