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【ART BOX 2008】 SELBEST−高瀬アキTRIO+1
海外で活躍し国際的評価を受けているベルリン在住の日本人ピアニスト高瀬アキ。欧州のジャズにおいて最も注目を集めている女性サックスプレーヤー・ジルケ・エバーハード。北海道において最も信頼が厚く、その活躍も世界に広がりつつある。札幌在住のベーシスト瀬尾高志。その3人の演奏に、ベトナム人アーティスト・ダム・ダン・ライが即興ドローイングで対峙する。音楽と絵画、別々であったはずのアート同士が時間を共有するとき、創作は想像力を超絶する。その場に立ち会う人をも包含するアートという瞬間。
会期/10月11日(土)
時間/開場16:00 開演16:30
会場/札幌芸術の森野外ステージARTBOX
料金/前売3,000円 当日3,500円
チケット/ローソンチケット(Lコード 15060)、チケットぴあ(Pコード 296-883)、大丸プレイガイド、4プラプレイガイド
お問合せ先/札幌芸術の森事業課 011-592-4125

高瀬アキ

ピアニスト、作曲家
ヨーロッパを中心にジャズ・即興音楽シーンで国際的に活躍している音楽家。1981年ベルリンジャズフェスティバルに招かれトリオで出演(森山威男、井野信義)。1987年よりベルリン在住。アレキサンダー・フォン・シュリッペンバッハと共にベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラを率いて演奏活動。トリスタン・ホンジンガー、井野信義と共に、ピアノ+弦楽四重奏とのコラボレーション、DUO活動では、ローレン・ニュートン、デヴィッド・マレー、ルイ・スクラヴィス、ジルケ・エバーハードなどと共演の他、現在多数のプロジェクトを率いて活躍。1997年から2000年冬までベルリンのハンス・アイスラー音楽大学にてピアノとアンサンブルの客員教授を務める。1999年ベルリン新聞文化批評家賞を受賞。2002年SWR(南西ドイツ放送局)ジャズ部門最優秀音楽家賞受賞。2004年「プレイズ・ファッツ・ウォーラー」では2004年度ドイツ批評家賞ジャズ部門年間ベスト・レコード賞を受賞など、これまでにドイツ批評家レコード賞を過去6回に渡って受賞(1990−2004年)1999年よりドイツ在住の作家多和田葉子と欧州のみならず、日本でもDUOパフォーマンスとして数多くの公演を行っている他、最近ではパウル・クレー・プロジェクト、また日本では舞踊家の岡登志子主宰「アンサンブル・ゾネ・コンテンポラリー・ダンスカンパニー」の音楽監督を務める他、ベルリンでは舞踏家川口ゆいと“音とダンス”の即興によるコラボレーション公演などダンスプロジェクトにも参加。“アメリカの秋吉敏子、ヨーロッパの高瀬アキ”と並び称され海外で活躍し、国際的評価を受けている数少ない音楽家である。

ジルケ・エバーハード

ドイツのハイデンハイム出身。ベルリン在住。
ベルリン ハンスアイスラー音楽大卒。
1997年よりベルリン市奨励金におけるデイヴ・リーヴマンのマスターコースに参加。
また、ピアニスト、ウリ・ギュンペルのグループのメンバーとしても活躍。
2000年より高瀬アキセプテットに加わり、ベルリンジャズフェスティバル、欧州ツアーにて大きな話題を呼び、絶賛を浴びる。
2004―2005年、南アメリカ・コロンビアのボコダ大学にてアンサンブルコースの客員教授として2回に渡って招かれる。2006年より再び高瀬アキとDUO活動を開始し、翌年7月“オーネット・コールマン アンソロジー選集”(INTAKI)をリリース。2007年再びコロンビア・ボコダ大学にて客員教授として指導にあたる。同年、現在最も活躍中の才能のある若い音楽家に与えられるドイツのジャズポット賞を受賞。現在、高瀬アキとのDUOに加え、ジルケ・エバーハード・カルテット、彼女のトリオ“ビーイング”などで活躍中。女性サックス奏者として、現在最もパワフルな演奏者としてこの数年欧州ジャズ界において、非常に注目を集めている存在である。

瀬尾高志

札幌在住のコントラバス奏者。
1979年札幌生まれ。札響首席コントラバス奏者の藤澤光雄氏に師事。HBCジュニアオーケストラ、北海道大学JAZZ研究会出身。2001年、キューバ、アメリカ各地を旅しながらセッション・ライブを重ねる。2006年、横浜ジャズプロムナードコンペティションに「石田幹雄トリオ」で出演。グランプリと横浜市民賞を受賞。現在までに高瀬アキ、板橋文夫、林栄一、片山広明、梅津和時、石渡明廣、大口純一郎、本田珠也、外山明、小山彰太らと共演。また、コントラバスによるアンサンブル「漢達の低弦〜オトコタチノテイゲン」を主催。金井英人、井野信義、齋藤徹など日本を代表するベース奏者を招き、クリニック、コンサートを開き好評を博している。2007年6月、齋藤徹、井野信義を含めた10本のベースとピアノで北海道ツアーを行い、各地で好評を博す。同年7月サッポロ・シティ・ジャズオープニングセレモニーに出演する。現在は、自己のバンドのほか、田中朋子、奥野義典、南山雅樹、石田幹雄らのグループに参加し、また寺田町(アルバム「緑色の夢から」に参加)、アイヌのトンコリ奏者OKI(シンガポールWOMADツアーに参加)、モンゴル・トゥバの音楽DUOタルバガン(アルバム「野遠見」)、英祐一(アルバム「月光荘」)、フリーインプロゼーション(完全即興)のライブなど、個性と堅実さを併せ持つ独自のプレイスタイル(瀬尾スタイル)で演奏活動は多岐にわたっている。

Dam Dang Lai

1973年ベトナム出身・小樽市在住
10年に1度のみ選出されるベトナム美術新人賞受賞と同時に、若手には不可能だとされていたベトナム美術協会賞を連続受賞し、ベトナム国内で注目を集める。自身の故郷、ダクラック省の先住少数民族が伝統的に継承している生命の色:「赤」をモチーフに、主に森や動物、川の流れなど自然からインスピレーションを得て描かれる絵画作品、人の生命が織り成す「集団性」や「文化」、人間の潜在的な「直感」や触発しあうことによって生まれる高い「能力」に注目した立体作品などには定評がある。形骸化された概念に捕らわれることなく常に前進していく彼の創作は、絵画・彫刻・版画・陶芸などの美術分野のみならず、即興音楽や舞踏とのコラボレーションなど、多岐にわたって展開されており、今回のSELBSTもそういった即興創作ライブ活動の一環である。2002年から北海道で個展活動を開始し、道内の芸術家とともにグループ展などにも参加。2005年ベトナムでハノイ/バンメトート/ホーチミン3都市巡回展を実現。2006年にはインドで開催された版画ビエンナーレに参加。今年6月には立体表現展に(北海道立近代美術館)参加。また、ベトナム・アーティスト代表として7月に開催されたアートサミット:アジアプリントアドベンチャーinおといねっぷでパネラーを務める。現在小樽市にて自身のアトリエ兼ギャラリーを運営。
 
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